墜落避けて低空飛行

ホワイト企業のはずだけど仕事が酷く憂鬱。疲れ切ってしまわないように日々試していることを書くブログ

自分の感情を受け容れるという行動

こんにちは。

ヨガや呼吸法を実践したり弁証法的行動療法のワークを続けてきてようやく、
一人で落ち着いて自分の感情を受け止める
ということが生きていくために必須のことが掴めてきた感触があります。
ヨガを初めてから約5年、長かったです。

私は、他人が怒鳴っている、不機嫌になっている状況に出くわすと非常に疲れます。たとえその怒りや不満が私に向けられていなくても落ち着かなくなります。

そこから一つ連想される風景があります。私が子供の頃、父親がテレビに映っている気に入らないタレントに向かって怒鳴っていて、母がそれに対して不機嫌になっている場面です。こういった父と母の反応は日常茶飯事でした。
以前この場面を思い出すときは「あのときすごく嫌だったな」という漠然とした感覚が頭の中でぐるぐる回っているだけでした。
ただこの前、静かな空間で一人そのことを思い出しときに、それを思い出している自分と、当時子供でその場にいる自分を注意深く観察することができました。そのときの体の反応はどうだったか、何を思っていたのか静かに観ることができました。

父がテレビに対して怒鳴っている、母が不機嫌になっている、私の体が固まる、背中が緊張する、肋骨のあたりが硬くなる、呼吸が浅くなる、父に怒鳴らないでほしいけれど言っても無駄だとわかっている無力感、家族がみんな不機嫌で悲しい気持ち、逃げたいけれど逃げられない。また繰り返されるんだろうという嫌な気持ち。その後なぜか父から「俺は言うことは正しい」、母から「あなたも同じ気持ちでしょ」と同意を求められて困る気持ち。

自然と涙がたくさん出てきました。我慢してたけれど本当に辛かったと体の芯から感じました。その後不思議と落ち着きました。ただしとても疲れたので焦って一度にいろいろ思い出さない方がいいと思いました。

こうやって少しずつ体が「もうこれは過去のことである」とわかるようにゆっくり続けたいと思います。

ありがとうございました。