私ができないのではなくて他人に期待されすぎている
こんにちは。
今日は仕事で「他人から期待されすぎたエピソード」を書きたいと思います。
- 結論:基本姿勢はできない前提。相手が期待している100のうち1できたらマシ。
- 新卒1年目、IT経験がほぼない文系卒総合職の私にいきなり結合試験項目書作成の仕事を任される
- 新卒2年目、PMが放棄した運用への引き継ぎを任される
- 新卒3年目、自分より経験豊富ばかりのチームのリーダーを任される
- 新卒4年目、すでに開始から1年以上経っているプロジェクトの途中参加直後にWBS作成を任される
- 新卒5年目、経験したことない業務の完璧なワークフロー可視化を求められる
- 最後に:仕事に関して他人に文句を言う人は三流だと思う。
結論:基本姿勢はできない前提。相手が期待している100のうち1できたらマシ。
この変化の激しい時代、同じ業種、職種でも業務内容が変わることは珍しくないと思います。
これからは初めての経験が多くなります。
初めてはほぼ失敗します。
私は熟達や慣れには期待しないことにしました。
他人に期待されすぎで微妙な結果に終わった私の体験談を供養したいと思います。
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新卒1年目、IT経験がほぼない文系卒総合職の私にいきなり結合試験項目書作成の仕事を任される
システムの設計書を一生懸命読み、本やネットで試験設計について読み、チームの過去案件の試験項目書を参考にしても書けませんでした。
スクラッチで構築したシステムの結合試験の例ならたくさんあったのですが、パッケージソフトの結合試験だったので余計に頭が混乱しました。
ITに関してはど素人、基本設計書の内容も解読することができないレベルでいきなり基本設計書を書くのはハードルが高かったです。
先輩も期待しすぎです。
結局お客様に試験項目書をレビューしてもらう前日まで書くことができず、派遣の方が突貫でかろうじてお見せできる状態のファイルを作ってくれました。
申し訳なかったです。
今なら作れそうだけど、当時はインプットが少なすぎましたね。
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新卒2年目、PMが放棄した運用への引き継ぎを任される
PMがPMをやりたくない人だったためプロジェクトの後半はほとんどプロジェクトを放棄していました。
そのため構築したシステムの運用チームへの引き継ぎを任されるとか投げられることに。
これは全然業務で接点のない運用経験者の方に助けてもらいました。
引き継ぎ先の応対が微妙だったので途中で「もう案件外れるのでさようなら」と強制終了のメールを送って終わりました。
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新卒3年目、自分より経験豊富ばかりのチームのリーダーを任される
「あの子、何しにここにいるの」と影で言われていたのを思い出します。私も聞きたかったです。何をしたらいいのか本当にわからなかった。
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新卒4年目、すでに開始から1年以上経っているプロジェクトの途中参加直後にWBS作成を任される
PMから依頼されましたが書けませんでした。
私以外のメンバーにも依頼していたようですが、誰も引き受けず、結局PMが書いていました。
今思えば適当に何か書いて出せばよかったと思います。まあ、PMが全部書き直したんでしょうが。
私も自身が作る成果物に対しての期待値が高すぎました。
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新卒5年目、経験したことない業務の完璧なワークフロー可視化を求められる
これは一応ラフな状態で書いて見せたのですが、最初から詳細で完璧なワークフローを求められて心が折れました。私は経験したことが業務なので経験者と大まかなフローの認識合わせから、と思ったのですが。
人それぞれ期待や想定している進め方は違いますね。
でも私はエスパーではないのでやったことがない業務のフローをいきなり再現はできません。
人外を期待されても。
最後に:仕事に関して他人に文句を言う人は三流だと思う。
仕事に関して言えば、どんな状況でも、相手がどんなに仕事ができなくて人格破綻していても、他人に文句を言う人は三流だと思います。文句を言っても解決しません。周りが同意すればそれはただの傷の舐め合いです。
自分への戒めもこめて。
どうしようもないことが多いので、仕事で頭の中を占めるのもほどほどが健康にいいと思います。
ありがとうございました。